2025年05月

初めて機械式腕時計を買うならオリスがおすすめ!今回はそんなオリスの現行モデルから、5本厳選して紹介する。

機械式腕時計を選ぶうえで、オリスは魅力的な選択肢のひとつだ。独立したブランド体制や機械式時計のみを製造するという稀有なブランディング、品質とのバランスが取れた価格設定は、多くの時計愛好家から支持されてきた。加えて手元に個性や自身のファッション性を表現できるアイテムである腕時計を選ぶという観点でも、好適な要素を備えているブランドと言える。

スーパーコピーn級品 代引き一貫した独立体制と機械式腕時計への熱意
1904年にスイスのドイツ語圏、ヘルシュタインで創業したオリス。設立からわずか数年でその頭角を現し、1930年代には1日に約7000本もの腕時計を製造する、当時としては超大手メーカーへと成長。後の第二次世界大戦やクォーツ式腕時計の台頭も乗り越え、現在では年齢層を問わない、幅広い需要を満たすコレクションを多数手掛けている。

その特徴には、現代の時計業界では珍しく、独立ブランドとしての立ち位置を維持している点が挙げられるだろう。1970年代には一時的にASUAG(後のスウォッチ グループ)の傘下に入ったが、1980年代初頭に再び独立し、以来、現在に至るまで独自の道を歩み続けている。スイス時計製造の中心地から離れたヘルシュタインで創業し、今もなおここを根城に腕時計製造を続けている点も、その独自性の表れと言える。

また、現在は機械式時計のみを製造するというスタンスを標榜していることも、大きな特徴のひとつである。民間、軍需を問わず、高品質な機械式時計を提供してきた歴史を持つオリスならではのブランディングであり、280を超える自社製ムーブメントを手掛けてきた実績によって、その優れた時計製造技術も裏付けされているのだ。

さらにオリスの腕時計は、高品質ながら手の届きやすい価格設定であることでも知られている。創業当初より「世界中の、普通の人が買える価格で高品質な時計を提供すること」という理念が掲げられており、オリスが老若男女を問わずに支持を得ている理由と考えられるだろう。

こうしたオリスの魅力は、機械式時計を選ぶうえで好適な要素となる。スマートウォッチやソーラー電波ウォッチといった、エレクトロニクス技術の使われた便利な時計があふれる現代において、オリスは機械式腕時計の魅力を再認識させてくれる、魅力的なブランドのひとつと言えるのである。

以下に、そんなオリスの現行モデルから5本ピックアップして紹介する。

オリス「アクイスデイト キャリバー400」
オリスの「アクイス」は、ブランドを代表する本格志向のダイバーズウォッチだ。コレクションには共通して30気圧を超える防水性と、ダイバーズウォッチらしい優れた判読性、そしてダイビングスケールが印字された逆回転防止ベゼルが備わっており、一方で2024年の刷新を経たそのスタイリッシュな造形は、幅広いシーンへの適応力と高い装着性を叶えている。

オリス「アクイスデイト キャリバー400」Ref. 01 400 7769 4135-07 8 22 09PEB
自動巻き(Cal.400)。21石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約120時間。SSケース(直径41.5mm)。30気圧防水。56万6500円(税込み)。
アクイスからは、次世代ムーブメントのCal.400を搭載した「アクイスデイト キャリバー400」の径41.5mmモデルをピックアップした。ちなみに、このCal.400が初めて搭載されたのはアクイスだ。

ブルーカラーのグラデーションを描くサンレイ仕上げのダイアルを持ち、海を思わせるその意匠が、クールな個性を手元で演出できる1本だ。

本作の特徴には、Cal.400の搭載による優れた機能性が挙げられるだろう。約120時間のロングパワーリザーブに加えて耐磁性を備えており、日常使いの腕時計として選ぶうえでも申し分のない性能を実現しているのだ。また、最大で10年間の保証期間が適用される点も、長年愛用する機械式腕時計にとって、うれしい要素と言える。

なお、本作のブレスレットはオリスが特許を取得したクイックストラップチェンジシステムによって、他のストラップとの交換を容易に行うことができる。また、クイックアジャストシステムを備えており、用途に合わせて長さの微調整も可能となっている。

オリス「アクイスデイト クロノグラフ」
オリス「アクイス クロノグラフ」Ref.01 771 7793 4155-07 8 23 01PEB
自動巻き(Cal.771-1)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約62時間。SSケース(直径43.5mm)。30気圧防水。74万8000円(税込み)。
同じくアクイスから、「アクイス クロノグラフ」のブルーモデルをピックアップした。クロノグラフを搭載することでツールとしての側面を強め、陸、海のふたつのステージにマッチする印象を楽しめるモデルだ。

インダイアルが横3つ目のダイアルレイアウトでは、3時位置に30分積算計、6時位置に12時間積算計とデイト表示、9時位置にスモールセコンドが配置されており、よりスポーティーなデザインとなっている。また、インダイアルそれぞれにサーキュラー仕上げが施されたことで、メインダイアルと同色ながら、計測ツールに不可欠な判読性も確保された。

ケースサイズは43.5mmとやや大きめであり、手元で存在感を放つのに事欠かない1本と言えるだろう。ムーブメントは、約62時間のパワーリザーブを有するCal.771-1を搭載する。トランスパレントバックからは、その駆動と、オリスのトレードマークのひとつであるレッドローターを見ることができる。

オリス「ダイバーズ 60周年アニバーサリーエディション」
オリス「ダイバーズ 60周年アニバーサリーエディション」Ref.01 733 7772 4034-Set
自動巻き(Cal.733)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SSケース(直径40mm)。10気圧防水。38万2800円(税込み)。
オリスの古典的なダイバーズウォッチデザインを継承する「ダイバーズ」シリーズからは、2025年1月にリリースされたばかりの「ダイバーズ 60周年アニバーサリーエディション」をピックアップした。1965年登場の、ブランドの初代ダイバーズウォッチの誕生60周年を記念する、特別な1本である。

本作では、初代モデルのデザイン性と機能性が忠実に復刻されている。ペンシル型の針や、ユニークなフォントが使用されたインデックスは、アイボリーカラーの蓄光塗料が塗布されており、長年使い込んだ腕時計のような味わい深さを見せている。また、ダイアル上の表記も当時のものを再現しており、レトロなブランドロゴや「ANTI-SHOCK」の文字、ムーブメントの石数が記されるなど、たっぷりのヴィンテージ感が楽しめる仕上がりだ。さらに、この特別なダイアルを覆うドーム型のサファイアクリスタル風防も、一貫した復刻デザインに寄与する要素となっている。

防水性は10気圧と、近年のダイバーズウォッチにしては少々控えめだが、ヴィンテージ感のあるルックスにはふさわしい機能性とも考えられるだろう。ケースサイズは直径40mmで、ムーブメントはノンデイト仕様のCal.773-1を搭載している。パワーリザーブは約41時間だ。

 オリス「プロパイロットX ミス・ピギー エディション」
オリスは創業当初よりパイロットウォッチを多く手掛けてきたブランドであり、「プロパイロット」はその伝統を引き継ぐコレクションである。シンプルかつ視認性の高いダイアルデザインを備えており、このダイアルを囲うジェットエンジンのタービンを模したベゼルは、コレクションのアイコニックなモチーフのひとつとなっている。

オリス「プロパイロットX ミス・ピギー エディション」Ref.01 531 7796 4158-07 8 17 05LC
自動巻き(Cal.531)。パワーリザーブ約42時間。2万8800振動/時。SSケース(直径34mm)。10気圧防水。47万6300円(税込み)
同シリーズからは、ディズニーの『マペット』とのコラボレーションモデル「プロパイロットX ミス・ピギー エディション」をセレクト。マペットショーに登場するキャラクター「ミス・ピギー」をモチーフとしたモデルで、彼女のイメージにピッタリのビビッドなピンクカラーダイアルが特徴的なモデルだ。

コラボレーションモデルである本作は、いくつもの遊び心が盛り込まれており、パイロットウォッチとしては一風変わった表情を備えている。12時位置にはラボグロウンダイヤモンドが配されており、各種アワーマーカーはダイアルに溶け込むピンクで彩られるなど、キャラクターの魅力が大いに表現された1本となっているのだ。また、ソリッドバックには小さな窓が空けられており、そこからミス・ピギーが顔をのぞかせるという、ユニークな仕掛けも見ることができる。

質実剛健なイメージの強いパイロットウォッチに、遊び心を加えた本作。ケースバック側からも、この遊び心を楽しめる仕様となっているのだ。
ケース直径は、その他のプロパイロットXに比べ、小ぶりな34mm径を採用している。性別問わず着用できるサイズ感だ。ムーブメントはノンデイト仕様のCal.531を搭載し、パワーリザーブは約42時間を有している。

オリス「ビッグクラウンポインターデイト キャリバー403」
「ビッグクラウンポインターデイト」は、1938年初出のパイロットウォッチだ。タイムレスな魅力にあふれたオリスの定番モデルであり、視認性重視のダイアルデザインや、センター針とダイアル外周の日付表記を用いたポインターデイト、グローブをしたままでも操作しやすい大ぶりのリュウズなどを特徴としている。

オリス「ビッグクラウンポインターデイト キャリバー403」Ref. 01 403 7776 4065-07 5 19 11
自動巻き(Cal.403)。24石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約120時間。SSケース(直径38mm)。5気圧防水。61万2700円(税込み)。
同コレクションからは、Cal.403を搭載したネイビーダイアルモデルをピックアップした。丸みを帯びたアラビアンインデックスや、小ぶりなスモールセコンドといったクラシカルな要素を、コンパクトな38mm径のケースにまとめた1本だ。ダイアル上では、ポインターデイトのレッドが唯一の差し色となっており、確実な日付の確認を可能としている。

一方で、搭載するCal.403の性能は至って現代的であり、2万8800振動/時とハイビートであるがゆえの安定した精度だけでなく、優れた耐磁性と、約120時間のパワーリザーブが両立されている。アイコニックなルックスに最先端のムーブメントを搭載した、オリスの魅力を実感するうえで申し分のない1本と言えるだろう。

なお本作も、延長保証サービスを利用することで、その保証期間を10年にまで延長することが可能だ。

G-SHOCKに生成AI技術を導入した「MTG- B4000」が登場!

カシオのG-SHOCKは、人とAIの共創により異素材を組み合わせたフレームを採用するMT-Gシリーズの新作「MTG- B4000」を6月13日に発売する。

「MTG-B4000」は、生成AIによる荷重シミュレーションを活用。人とAIの共創により、異素材を組み合わせた独創的なフレームを特徴とするMT-Gシリーズのニューモデルだ。

 

スーパーコピー 代引き専門店カシオは市販モデルとして初めて開発工程に生成AI技術を導入。従来の開発手法では実現困難だった複雑かつ斬新な構造に挑戦したいというデザイナーの思いを受け、新たなツールとして生成AIを活用したという。

 
詳しく見ていこう。本作では、人間が作成したデザイン案に対し、G-SHOCKの耐衝撃構造に関するデータを読み込ませたAIが荷重シミュレー ションを行い、構造強度・素材特性・加工性などを考慮した最適な構造を提案。人の手による検証と改良を重ね、G-SHOCKらしい力強さとAIならではの独創的な造形美を兼ね備えたフレームを作り上げた。

 
さらに、フレームとバンド接続部を一体化することによって、バンドに加わる荷重を直接受け止め、センターケースへの衝撃を軽減させるという新たな発想も加わり、より高い耐衝撃性能の実現に成功した。

フレームのデザインは、カーボンとグラスファイバーを積層した母材から削り出し、側面から見たときに美しいレイヤー模様を実現。上面のベゼルパーツにはザラツ研磨を含む繊細な加工を一部に施すことによって、どの角度から見ても上質感と立体感が際立つモデルに仕上げた。

機能面では、世界6局に対応する標準電波受信機能に加え、Bluetooth®によるモバイルリンク機能を搭載。専用アプリ「CASIO WATCHES」と接続して自動で正確な時刻情報に修正するなど、 実用性も兼ね備えている。

タグ・ホイヤー アクアレーサーを深掘りするとともに、現行モデルを紹介する。

タグ・ホイヤーのダイバーズウォッチコレクション「タグ・ホイヤー アクアレーサー」。ダイバーズウォッチとしての高い性能、幅広いバリエーション、そして抑えられた価格設定を強みとしてきたコレクションだ。

「タグ・ホイヤー アクアレーサー」ってどんな腕時計?
「タグ・ホイヤー アクアレーサー」は、タグ・ホイヤーが展開するダイバーズウォッチコレクションだ。現行モデルは同ブランドが“アウトドア向け”とする「タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル 200」と、“ダイビング向け”とする「タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル 300」または「タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル 1000」の、3種に大きく分けることができる。

スーパーコピー Nランク代金引換専門店、そんな本コレクションがどのような腕時計なのかを、解説していく。

タグ・ホイヤーのダイバーズウォッチコレクション
タグ・ホイヤーは1978年に、「ダイビングウォッチ」Ref.844として、同ブランド初のダイバーズウォッチをリリースした。さらに1982年には1000m防水へとスペックアップした「ホイヤー 1000m ダイバー」を、そして1984年にはさらに改良を施した「タグ・ホイヤー スーパー プロフェッショナル 1000M」を発表した。

その後もタグ・ホイヤーはダイバーズウォッチコレクションを拡充していき、「2000シリーズ」や「3000シリーズ」などを発表。こういったダイバーズウォッチ製造の歴史を経て、2004年に「2000 アクアレーサー」(翌年「アクアレーサー」にコレクション名が変更)が誕生した。

1978年に発表された「ダイビングウォッチ」Ref.844。200m防水、逆回転防止ベゼル、ねじ込み式リュウズなどといった、実用的な6つの機能を備えていた。なお、2021年には、オリジナルの意匠を踏襲した、復刻モデルが844本限定で販売された。
そんなタグ・ホイヤー アクアレーサーは、20年の歴史の中で、高性能な、しかし実用的で使い勝手の良いダイバーズウォッチとして、時計市場でのポジショニングに成功してきた。ダイバーズウォッチとして防水性や、日常使いにおける実用性に優れることはもちろん、近年では外装の質も向上させており、一方で手の届きやすい価格で販売されていることから、幅広いユーザー層からの支持を集めている。

豊富なラインナップ
前述の通り、現行モデルは同ブランドが“アウトドア向け”とする「タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル 200」と、“ダイビング向け”とする「タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル 300」または「タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル 1000」に分けられる。

とはいえ、それぞれのラインの中にはサイズ、素材、カラーリングなどといった面で、豊富なバリエーションが展開されていることが特筆すべき点だ。

ケースサイズだけでも幅広い。最も防水性能の高い「タグ・ホイヤー アクアレーサープロフェッショナル1000 スーパーダイバー」の45mm径から、タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル 300の43mm径や42mm径に、男女問わず扱いやすい36mm径。タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル 200には40mm径、34mm径、30mm径、27mm径に至るまでが用意されている。

後述するが、1000m防水を実現する「タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル1000 スーパーダイバー」。ケースは直径45mm、厚さ15.5mmとダイナミック。しかしチタン製であるため、見た目よりも軽量で驚かされた。
駆動方式は伝統的な機械式からクォーツ式、さらにはソーラークォーツ式がラインナップ。その中で定番のステンレススティール素材のほか、華やかな18Kゴールドを素材に使ったモデル、ラグジュアリーなダイヤモンドを備えたモデル、カラフルなモデルなど、多彩なバリエーションが展開されており、こういった選択肢の豊富さも、タグ・ホイヤー アクアレーサーの人気の理由のひとつである。

メンズにおすすめ! タグ・ホイヤー アクアレーサーの現行モデル
最後に、タグ・ホイヤー アクアレーサーをこれから購入しようと思っているメンズに向けて、現行モデルの一部を紹介する。

タグ・ホイヤー「タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル200 デイト」Ref.WBP2150.FT6210
ベゼルインサートとリュウズに18Kイエローゴールドを採用したコンビケースモデル。ゴールド素材にはサテン仕上げが施されており、ツールウォッチであるアクアレーサーに対し、ラグジュアリー感を違和感なく溶け込ませることに成功している。

アイコニックな水平方向のラインが刻まれたダイアルは、スモーキーなブルーグラデーション仕様。ダイバーズウォッチに相応しい、海の深さを感じさせるような色合いだ。針やインデックスには、18Kゴールドプレートが施され、ケースのカラーリングに調和している。

標準で装着されているベルトは、水中での使用にも耐えうるダークブルーのラバー製。バックルには微調整機構が備わっており、天候や体調に合わせて簡単に腕周りを変更することが可能だ。

ムーブメントは、機械式自動巻きのCal.5。汎用機をベースとした安定感は、信頼性が求められるダイバーズウォッチにもぴったりだ。

タグ・ホイヤー「アクアレーサー プロフェッショナル200 デイト」Ref.WBP2150.FT6210
自動巻き(Cal.5)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。18KYG×SSケース(直径40mm)。200m防水。73万7000円(税込み)。

タグ・ホイヤー「タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル200 クロノグラフ」Ref.CBP1113.BA0627
ブルーダイアルが爽やかなクロノグラフモデル。クォーツムーブメントを搭載しているため機械式のようにパワーリザーブを気にする必要がなく、さらにランニングコストも安く抑えることができる。

ケースとブレスレットはステンレススティール製。サテン仕上げのベゼルがソリッドな印象を生み出しつつ、随所に取り入れられたポリッシュが立体感と高級感をプラスしている。防水性は200mまで確保され、ブレスレットのバックルには、便利な微調整機構が搭載されている。

3つのインダイアルは、3時位置がスモールセコンド、6時位置が1/10秒計、9時位置が30分積算計として機能する。12時位置には、日付の10の位と1の位を別々のディスクによって表示するグランドデイトが配されており、視認性を高めている。このような機械式であればコストのかかる機構を手軽に楽しむことができるのもクォーツのメリットだ。

タグ・ホイヤー「アクアレーサー プロフェッショナル200 クロノグラフ」Ref.CBP1113.BA0627
クォーツ。SSケース(40mm)。200m防水。39万500円(税込み)。

タグ・ホイヤー「タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル200 デイト」Ref.WBP2110.BA0627
アクアレーサーの中でも特にスタンダードなデザインにまとめられた機械式のモデル。グリップしやすい12角形のベゼルや水平方向のラインが刻まれたダイアルなど、コレクションを象徴する意匠がふんだんに盛り込まれている。

ケースサイズは、ダイバーズウォッチとしては少し小ぶりな40mm。ラグの長さも抑えられており、腕上での収まりに優れている。厚み11.54mmという薄さも手伝って、アクティブシーンでもストレスに感じることはないだろう。もちろん、200m防水を備えているため、水中でも着用することができる。

ダイアルは、サンレイ仕上げのグラデーションブラックカラー。ブラックダイアルはダイバーズウォッチの定番だが、グラデーションを加えることで個性を発揮している。日付表示のある6時位置も含め、12個全てのインデックスと3本の針には蓄光塗料が塗布されており、暗所でグリーンとブルーの2色に光る。

タグ・ホイヤー「アクアレーサー プロフェッショナル200 デイト」Ref.WBP2110.BA0627
自動巻き(Cal.5)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SSケース(直径40mm、厚さ11.54mm)。200m防水。41万8000円(税込み)。

タグ・ホイヤー「タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル200 ソーラーグラフ」Ref.WBP1114.BA0000
一見して前掲の「Ref.WBP2110.BA0627」に似ているが、本作は機械式ではなくソーラークォーツムーブメントを搭載している。光から創出した電力を蓄える2次電池を使用しているため、定期的な電池交換が不要な点が魅力だ。一般的には、ダイアルまたはダイアルの直下にソーラーセルを配しているため、ダイアル自体に高級感を与えることが難しいが、本作では高級時計らしいサンレイ仕上げのブラックダイアルが採用されている。

ワンポイントになっているのが、秒針とミニッツマーカー、6時位置の“SOLARGRAPH”の文字に用いられているポーラーブルーだ。ダイバーズウォッチの持つ重厚感を和らげ、軽やかな印象を与えている。3時位置にはデイト表示が配され、機能性も十分。

ケースとブレスレットはステンレススティール製。サテン仕上げを基調としてポリッシュを効果的に取り入れている点や、微調整機構が備わったブレスレットは、他のアクアレーサーに共通する仕様だ。

タグ・ホイヤー「アクアレーサー プロフェッショナル200 ソーラーグラフ」Ref.WBP1114.BA0000
ソーラークォーツ(Cal.TH50-00)。SSケース(直径40mm)。200m防水。34万6500円(税込み)。

タグ・ホイヤー「タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル300」Ref.WBP5110.BA0013
2024年6月に発表された、42mm径ケースのモデル。防水性300mは維持しつつ、ケースのダウンサイジングに成功している。

特徴は、ベゼルインサートがセラミックス製であること。これによって高級感と耐傷性が高められており、さらにベゼル上の三角形のマーカーに蓄光塗料が塗布され、暗所でも経過時間を容易に確認できるようになった。

ダイアルには波を思わせるパターンがあしらわれており、機能性の中にも、エレガンスを備えている。6時位置のデイト表示を見やすくするためにサファイアクリスタルに拡大レンズが取り付けられている点も特徴だ。

ケースバックには、ダイビングヘルメットをモチーフとした刻印が刻まれている。現行アクアレーサーのケースバックは、刻印の向きがケースに対して常に真っすぐになるよう取り付けられる。着用時は目にすることのない部分だが、細やかな配慮が嬉しい。

タグ・ホイヤー「アクアレーサー プロフェッショナル300」Ref.WBP5110.BA0013
自動巻き(Cal.TH31-00)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約80時間。SSケース(直径42mm)。300m防水。58万3000円(税込み)。

タグ・ホイヤー「タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル300 GMT」Ref.WBP5114.BA0013
同じく2024年6月にラインナップに加わった新作のうち、GMT機能を搭載したモデル。24時間表記のセラミックス製ベゼルインサートは、日中をブルー、夜間をブラックに色分けし、第2時間帯の昼夜を簡単に判別できるようにしている。GMT針は爽やかなライトブルーに彩られ、他の針と混同しにくくしている。6時位置に配されたデイト表示の視認性を向上させるため、サファイアクリスタルに拡大レンズが取り付けられている点にも注目だ。

搭載するムーブメントは機械式自動巻きCal.TH31-03。C.O.S.C.公認クロノメーターを取得しており、約80時間のパワーリザーブも相まって、安定して高い精度を発揮してくれるムーブメントだ。

タグ・ホイヤー「タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル300 GMT」Ref.WBP5114.BA0013
自動巻き(Cal.TH31-03)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約80時間。SSケース(直径42mm)。300m防水。63万8000円(税込み)。

タグ・ホイヤー「アクアレーサー プロフェッショナル300 GMT」Ref.WBP5115.BA0013
前掲した「Ref.WBP5114.BA0013」の、グリーンカラーをあしらったモデル。カラー以外の仕様は共通しており、ブラックとグリーンのセラミックス製バイカラーベゼル、波を想起させるパターンを備えたグリーンダイアル、そしてダイアルに埋没しない、鮮やかなグリーンのGMT針が、洗練された印象をもたらしている。このカラーリングは世界中の海を旅するサーファーやダイバーにとって、本作はベストな選択肢となるに違いない。

ブレスレットは、ケースと同じステンレススティール製。サテン仕上げを基調としており、落ち着いたトーンに仕上げられている。ヘッドとのバランスを取るべく厚みを持たされたバックルは、プッシュボタンによって開閉するタイプ。工具を用いることなく腕周りの長さを変更することができる微調整機構が搭載されており、汗でべたつく夏場や体のむくみなど、気候や体調に合わせて簡単に調整することができる。

タグ・ホイヤー「アクアレーサー プロフェッショナル300 GMT」Ref.WBP5115.BA0013
自動巻き(Cal.TH31-03)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約80時間。SSケース(直径42mm)。300m防水。63万8000円(税込み)。

タグホイヤースーパーコピー Nランク代金引換専門店「タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル1000 スーパーダイバー」Ref.WBP5A8A.BF0619
モデル名が示す通り、1000mもの防水性を備えるプロフェッショナル仕様のダイバーズウォッチ。同社は1982年と1984年にも同等の防水性を確保したダイバーズウォッチを発表しており、本作はその特徴を受け継ぐものである。

セラミックス製のベゼルインサートは、ブラックとオレンジのバイカラー。ダイビングで減圧停止のタイミングを計る際に多く用いられる15分までをオレンジとしている。

デザイン上の大きな特徴は、直径45mmの迫力あるケースをマッシブに見せている大型のリュウズガードだ。リュウズそのものを取り囲むようにデザインされているため、ダイビング中に岩場などにぶつけることによる破損のリスクを軽減させている。ケースとブレスレットにはグレード5チタンが採用され、見た目に反して軽量かつ海水に対する耐食性にも優れている。ケースサイドにはヘリウムエスケープバルブが搭載され、飽和潜水にも対応する。

搭載するムーブメントは、機械式自動巻きのCal.TH30-00。チューダー傘下のムーブメントメーカー、ケニッシが手掛けたものだ。約70時間のパワーリザーブに加え、衝撃に強いフリースプラングテンプや両持ち式のテンプ受けを採用した堅牢なムーブメントは、ダイバーズウォッチである本作とも相性抜群だ。

カルティエ「サントス デュモン」から3色、3種類の金属を使った時計が登場し、

カルティエがWatches & Wondersに合わせて「サントス」モデルを多数発表するのは、もはや伝統のようである。2年前にはラッカーモデル、特にグリーンとピンクゴールドのバリエーションで我々の心を掴んだ。昨年はそれらのモデルにアップデートを加え、そして今年もまたこのモデルに戻ってきた。これがひとつの見出しだ。もうひとつは、「サントス デュモン」リワインドという時計の発表である。鮮やかなレッドと、そのようなドレスウォッチにとって紛れもなく楽しいメカニズム(そしてディスプレイ)を備えた、カルティエ 時計 コピー 代金引換優良サイト間違いなくインパクトのある名前だ。まずはここから始めよう。
 我々が表面上知っているのは、象徴的なケースデザイン、カボションリューズ、ローマ数字インデックスなどを備えた、非常にわかりやすい「サントス デュモン」のフォーマットである。そして豊富なSD(サントス デュモン)コレクションのなかではおなじみとなっている、印象的な、言うなればエレガントな文字盤だ。

© Cartier © JEAN MARIE BINET
 このケース(それと文字どおりケースについて)は、ヘビーメタルとして知られるプラチナ製の時計である。プラチナの光沢は、カーネリアン製ダイヤルと、それに合うリューズにセットされたルビーカボションによって補完されている。さらに、数字にもっと注意を払うと(その予想外のデザインゆえに)2度見してしまいそうな方法で時刻を示す、アップル針を搭載した。
 もう1度写真を見て欲しい。ローマ数字インデックスは反転しており、文字盤上で時計回りに、11から1まで逆にカウントダウンしているのだ。レンダリングを見ると時計は10時10分を示しており、針だけが反転している。ムーブメント自体も同様に逆転しているため、逆回転機構を持つ手巻きのCal.230 MCは、逆回転でリューズを巻き上げる。

© Cartier © JEAN MARIE BINET
このモデルが「サントス デュモン」リワインドと呼ばれる理由がわかるだろう。名前はまた、アルベルト・サントス=デュモンへの敬意を表しており、その名を冠したデュモンがまだ生き、飛行していた時代までさかのぼることを示唆している。私にとって、これは時計製造の遊び心を新たなレベルに引き上げたものだ。普通ブランドは、色だけを楽しんで、そこで止まっているのを見かける。これは時計の実際のメカニズムを利用して、時間を伝えることで笑顔をもたらすことができるはずだということを教えてくれる。この時計は200本限定で、カラーマッチしたレッドレザーストラップがセットされる。


もちろん、カルティエは色で遊ぶ楽しみも続けている。これがもうひとつの目玉で、多くの人に愛されてきたラッカー文字盤の新しいバージョンだ。今回はオリーブグリーンラッカー、トープグレーラッカー、ピーコックブルーラッカーの3種類で展開。それぞれの時計は、ベゼルとケースのラッカー仕上げと同色のアラビア数字インデックスを備え、カボションとストラップもマッチしている。オリーブグリーンはプラチナ、トープグレーはイエローゴールド、ピーコックブルーはPGで仕上げられている。いずれもCal.430 MCで駆動し、日常生活防水を備え、オリーブグリーンのみ世界限定200本である。

F.P.ジュルヌ そして非常に惜しまれる人柄にふさわしい時計を発表した。

F.P.ジュルヌに関して、知るべきことがひとつあるとすれば、それは予期せぬことを期待すべきだということだ。多くのジュルヌコレクターに、フランソワ-ポールの頭脳にある新作に何を期待するか尋ねたところ、新しいクロノグラフや、Only Watch 2023で披露されたオールタンタル&ブレスのブルー フルティフをもとにした時計など、さまざまな回答が返ってきた。しかし私も含めて、この新作がWatches&Wonders会期中で最も楽しい(そして驚くべき)リリースだと感じる時計になると予想していた人は、誰ひとりとしていなかったように思う。

スーパーコピーブランド販売おすすめ優良サイトいや、F.P.ジュルヌはWatches&Wondersには参加していなかった。長いあいだ、GPHGアワードの受賞を辞退し、それを避けることを選んだように、ブランドは ジュネーブ旧市街にあるモントル・ジュルヌ本社でイベントを開催するべく、主要な見本市のようなオフィシャルなものを見送っているのだ。今月初めに行ったファクトリーツアーの様子はまた後日お伝えするとして、本社は過去10年間で、時計業界における最大の伝統的な独立系大企業と言えるブランドに変貌を遂げたジュルヌ信者たちのたまり場と化している。F.P.ジュルヌの新作“ジーノ ドリーム”を観に連れて行ってもらう前に、本社にてThe Journe Guyを主宰するコレクター、オサマ・センディ(Osama Sendi)氏らに出くわした。

いまにして思えば、“エレガント”(ブランド名に大文字を使わずに独自のスタイルで名前をデザインした)の選択は明らかであったはずだ。今年は同コレクションから誕生10周年である。F.P.ジュルヌの新しいエレガントは、核となる部分は過去に発表された48mm(ラグからラグまで)のクォーツウォッチと同じである。これにより、今年発表されたもうひとつの“トーチュ”型ウォッチとなった。ケースはチタンと、ブラックコーティングされたチタリット(Titalyt®)の2種類があり、防水性は30m。スペックについては後述するが、このモデルで最も目を引く重要な部分は、エモーショナルな要素のセラミックガラス製ベゼルだ。
 故ジーノ・キュクロヴィッチ(1959~2021)は、モントル・ジュルヌとなる前のブランドに最初に投資した人物であり、非常に個性的な彼はブランドの初期からフランソワ-ポールに対して非常に熱心な友人であった。1987年に小売店のジノッティ・ジュエラーズを設立し、瞬く間にインディーズ界の中心人物となった。キュクロヴィッチをジュルヌに紹介したのはダニエル・ロート(Daniel Roth)氏であった。1999年のトゥールビヨン・ルモントワール・デガリテ発表に先立ち、キュクロヴィッチはブランドの最初の投資家となった。

2003年、F.P.ジュルヌ ブティックのオープニングにてフランソワ-ポール・ジュルヌ(左)とジーノ・キュクロヴィッチ(右)。


キュクロヴィッチはそのカラフルな人柄と服装で知られていた。フランソワ-ポールは、独創的なクォーツウォッチの10周年を記念して、レインボーベゼルウォッチをデザインした。プレスプレビュー中、ベゼルにはめ込まれたセラミックガラスのピースを見て、この時計を“ジーノの夢(Gino's Dream)”と呼んだ人がいた。それからその名前が定着した。

エレガントは、F.P.ジュルヌのカタログのなかで最大の生産数を誇っている。このブランドは年間1000本以上の機械式時計を製造することはない(そして今後も製造する予定はない)が、技術的に驚異なクォーツウォッチ“エレガント”ではそのほぼ半分を製造している。ホワイトまたはブラックの夜光ダイヤル、レ・カドリア(Les Cadraniers)とレ・ボワティエ・ドゥ・ジュネーブ(Les Boîtiers de Genève)で自社生産されるシルバートーンのチタンまたはブラックチタリットでコーティングされたケースなどなど、主な特徴は変わらない。残念ながら、ホワイトダイヤルはチタリットケースのみとなり、ラインナップが少し減ってしまった。30mの防水性を備えたケースは、直径40mm、厚さ7.95mm、ラグからラグまでが48mmであり、ふたつあるケースサイズのうちより大きくスポーティな“エレガント 48”のほうとなっている。そのスポーティさは、多彩な色で提供されるラバーストラップとデプロワイヤントクラスプにも受け継がれている。
 また、1万8900ドル(日本円で約292万円)と、F.P.ジュルヌのカタログのなかで最も手頃な価格の時計でもある。クォーツウォッチはF.P.ジュルヌの機械式時計の専門知識を見落としていると指摘する否定的な人もいるが、この時計は彼自身がよく着用する時計なのだ。

この時計は、ジュネーブで製造されるエレクトロメカニカルムーブメント、Cal.1210で動力を供給している(回路技術に関してより知名度の高い国にアウトソースするのではなく)。35分間何も操作しないとスタンバイモードになるが、時計を“起こす”と針が正しい時刻まで動き、文字盤4時30分位置にある小窓から見える小さなローターが回転する。日常的な使用で8~10年、スタンバイモードで約18年のパワーリザーブという、市場でも最長の部類に入る。繰り返しになるが、これらの仕様はすべて過去のモデルと同じだ。しかしそれは、非常に重要で話題にすべき特徴を無視しているに等しい。

ジーノ ドリームの写真を初めて見たとき、サファイアをあしらったレインボーベゼルを見ているのかと思った。F.P.ジュルヌは大胆なデザインのために繊細さを省くようなことはしないため、そうしていても驚かなかっただろう。しかしブランドで最も手頃な価格の時計の生産量の一部が、必然的に非常に高価なものに割かれていると聞くと、失望したと感じるかもしれない。


その代わりにベゼルにはセラミック製のサファイアストーンをセットされた。これはフランソワ-ポール・ジュルヌが、カラーバランスと効果を考慮して厳選し、さまざまな色調の段階的な変化を美しく表現したものだ。この合成された石は、サファイアを使用するよりもはるかに多くのジーノ ドリームを製造することができ、しかも4万ドル(日本円で約618万8000円)という低価格で実現。確かにベースモデルの2倍の価格だが、Watches&Wondersが始まって以来避けてきた言葉を使うなら、これは“斬新さ”を手に入れるために支払う価格であり、それは実際に斬新なものだ。

また、石のセッティング自体にも多くのコストがかかっていることが予想される。チタンのような金属に石をセットするのは簡単なことではない。宝石のセッティングが通常、貴金属(または石や表面が十分に大きい場合はプラチナ)に限定されるには理由があるのだ。これらの柔らかい金属は、(ジェム)セッターがケースやブレスレットの素材を時計に適合させ、適切に仕上げることを可能にする。F.P.ジュルヌはどうやってこの偉業を成し遂げたのか正確には教えてくれなかったが、ベゼルをよく見るといくつかの答えが見えてくる。

私が見たところ、石はダイヤル近くにあるベゼル内側の見返しリングの下に収まっているようだ。外側のエッジには、金属(おそらくチタン)でできた小さなリボンのようなものがあり、これを外側のベゼルと石のあいだで圧力をかけ、ポリッシュ仕上げされた小さな鋲で留めて固定している。これは、キャンバスをフレームに固定する際、背面に“キー”を打ち込んで固定する古典的なプロセスを思い出させる。思いがけないことをするための、ちょっとした工夫なのだ。

もしあなたが、このIWC スーパーコピー代引き時計の魅力について壮大な答えを求めているなら、残念ながらここはそのような解答が得られるハンズオンではない。レインボーセッティングの時計がどこにでもある世界で、このレインボーウォッチのどこが楽しいのか、私にはよく分からない。この時計の写真をほかのチームメンバーに見せたら、予期せぬリリースに私だけが魅了されたと思っていたが、実際にはほぼ全員が同じようにジーノ ドリームをただ楽しいと感じたようだ。もしかしたら、この1週間(W&W)の錯乱状態や、スイスの時計業界の多くが真剣に取り組んでいるという事実のせいかもしれないが、私には必要なリリースだった。それまで私は、48mmのチタリットモデルの(ウェイティング)リストに名前を残しておくが、ジーノが自分の夢が実現するのを見て誇りに思うことを知っているので、今後数カ月のあいだに出るであろう同モデルを実際に見るのは楽しいだろう。

F.P.ジュルヌ エレガント 48mm “ジーノ ドリーム”。直径40mm、厚さ7.95mm、ラグからラグまで48mm、チタンまたはチタリットコーティングのチタン製ケース、30m防水。ホワイトまたはブラックの夜光ダイヤル、ブルーまたはシルバーの針。エレクトロメカニカルCal.1210ムーブメント搭載、時・分・スモールセコンド、“スタンバイモード”機能(35分間使用しないとスタンバイ状態になるが、“起こす”と正しい時刻に針が動く)。日常的な使用で8~10年、スタンバイモードで約18年のパワーリザーブ。フォールディングクラスプ付きラバーストラップ。