スーパーコピーn級品 代引き

大塚ローテックが手がける最新作は、ワンダリングアワー機構を搭載した2025年新作モデルが登場

独立系時計ブランドは近年その存在感を強めていますが、日本発ブランドとして今最も注目を集めているのは、カーデザイナーを務めたのちプロダクトデザイナーとして独立した片山次朗氏による大塚ローテックの名を挙げる方も多いのではないでしょうか。昨年のGPHG2024では、ダブルレトログラードを搭載した6号でチャレンジウォッチ賞を受賞。また、オークションハウスのフィリップスが日本をテーマに開催したTOKI-刻-オークションでは、チャリティーとして出品されたユニークピースの6号 東雲 “SHINONOME”が約1100万円で落札されるなど、その勢いはとどまるところを知りません。

大塚ローテック 5号改
スーパーコピーn級品 代引きそんな大塚ローテックから2025年の新作モデルとして発表されたのが5号改です。同ブランドの時計といえば、6号で採用されたダブルレトログラードや、7.5号に搭載されたジャンピングアワー機構など、時分針を使った一般的なやり方ではなく独特な時刻表示が特徴。本作も例外ではなく、大塚ローテックとして初めてワンダリングアワー機構が採用されました。

ワンダリングアワー、別名サテライトアワーとも呼ばれるこの機構は、回転する数字盤と固定された目盛りを組み合わせて時間を表示する独特な仕組みです。一見その仕組みが分かりづらいかもしれませんが、一度その動作原理を理解すると、時刻表示が非常に直感的で効率的であることに気づくと思います。
時間と分をひとつのインジケーターで表現するこの方式は、視覚的にもユニークで、スイスの時計ブランドでもこの表示方式を採用しているモデルがあります。例えば、記憶に新しいモデルとしては、オーデマ ピゲのCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ スターホイールやウルベルクのUR-100などです。

片山氏は、ワンダリングアワー機構を独自開発のモジュールをミヨタ製ムーブメントに組み込むことで実現しました。ワンダリングアワー機構は、見た目は複雑な仕組みに見えるものの、実際には非常に静的なメカニズムです。リューズで時刻を合わせたり、早送りされた動画ではディスクが次々と勢いよく回転する様子が確認できますが、通常の動作時にはそこまで派手な動きになりません。

しかし、5号改では、8時位置に配置されたローラーに時ディスクが直接当たる仕組みを採用することで、時ディスクが1時間に2回、瞬時に切り替わるダイナミックな動作を実現しています。この工夫により、メカニズムの動きを視覚的に楽しめるだけでなく、ジャンピングアワーのような時間の切り替わりを体感できる設計となっています。さらに、5時位置に配置された秒ディスクは、時ディスクの位置に影響されることなく常に動き続け、その一貫した動作を視覚的に楽しむことができます。

モデル名に5号“改”とあることからも分かるように、このモデルにはオリジナルである5号が存在します。2012年に登場した5号は、レギュレーターによる独特な時刻表示と日付表示機構を備えたモデルでした。興味深い点は、機構が異なるにもかかわらず5号の名を受け継いでいることです。これは、大塚ローテックがモデル名を決定する際に、デザイナーである片山氏が手掛けたケースデザインの順番を基準としているためです。

5号改のケースデザインは、オリジナルの5号をもとにリファインされています。また、両モデルにはいくつかの共通点も存在します。そのひとつが、どちらも2個のボールベアリングが正面から見える形で採用されている点です。そもそも片山氏にとってボールベアリングは、子供の頃に夢中になっていたラジコンの憧れのチューンナップパーツだったそうです。通常、腕時計のムーブメントの軸受けには赤い人工ルビーが使用されますが、片山氏は高精度の象徴として感じていたボールベアリングを敢えて視覚的に楽しめる位置に採用しようとオリジナルの5号を作ったのだと言います。

5号改には、ミネベアミツミ社による日本製の高精度ボールベアリングが搭載されており、そのうち時ディスク切り替え用には、このモデルのために特別に製作されたもの。さらに、秒ディスクの中心に使用されているボールベアリングは2015年に発表されたもので、2025年現在でも世界最小とされる直径わずか1.5mmの精密パーツです。

5号改の価格は税込みで74万8000円。大塚ローテックがこれまで販売してきたモデルのなかでは最も高額なモデルですが、同じ機構を備えた他ブランドのモデルを考えると競争力のある価格と言えます。2025年3月に抽選販売される予定で、他のモデルと同様に日本からのみ購入が可能となっています。

実は、以前に取材で東京・大塚にある片山氏の工房を訪れた際、この時計のプロトタイプを目にする機会がありました。その時、真っ先に感じたのは、「なんて片山さんらしい遊び心あふれるデザインなんだろう」ということです。ワンダリングアワー機構の起源は17世紀に遡ります。もともとはナイトクロック用に開発されたこの機構は、ローマの時計師カンパーニ兄弟がローマ法王のために設計したものがその始まりとされています。歴史のあるクラシックな機構ですが、片山氏の計器を連想させるようなデザインが落とし込まれた5号改は、まったく異なる印象を与えます。

デザイン上で興味深い点は、多くのワンダリングアワー機構を搭載したモデルでミニッツトラックは文字盤の上部または下部に配置されているのに対し、5号改ではそれが右端にデザインされていること。この工夫により、左手首に時計を装着した際、袖口で文字盤の一部が隠れてしまっても、時間表示部分がしっかり視認できるよう配慮されています。ケース径40.5mm、厚さは風防込みで12.2mmと決して小さな時計ではありませんが、視覚的な独自性と実用性を両立させた、5号改ならではの設計となっています。

そして、5号改では時ディスクが指し示す分表示のずれ(バックラッシュ)を防ぐために薄く加工した歯車を2枚重ね、それらをバネで支える構造を採用しています。片山氏のデザイン哲学が詰め込まれた5号改は、視覚的な面白さと実用性を兼ね備えた、まさに信頼できる計器のような時計です。

このモデルが誕生した背景には、大塚ローテックが浅岡肇氏率いる東京時計精密との提携を果たしたことが大きく関わっているようにも感じました。提携によって製造本数の増加が実現しただけでなく、片山氏がこれまで多くの時間を費やしていたネジの旋盤加工といった作業から解放されたことで、新たなクリエーションに集中する時間が生まれたと伺っています。

さらに、今回のモデルで重要な役割を果たしているボールベアリングの採用にも、この提携が一役買っています。浅岡氏がプロジェクトTでミネベアミツミ製のボールベアリングを採用していた経緯があり、そこからのつながりで今回の採用が実現したのだそうです。提携による時間の確保と新しい技術の導入機会が、このモデルの実現に繋がった重要な要素でしょう。
なお、新作の5号改は、2月6日(木)から2月12日(水)まで、10時から19時50分のあいだ、WITH HARAJUKU 1Fエントランスで実機が展示される予定です。大塚ローテックは、現在ブティックなどはなくオンラインでの販売のみのため、その魅力を実際に確認したい方はこの期間に訪れてみてはいかがでしょうか。

基本情報
ブランド: 大塚ローテック(Otsuka Lotec)
モデル名: 5号改(No.5 KAI)

直径: 40.5mm
厚さ: 7.6mm(風防込ケース厚:12.2mm)
ケース素材: ステンレススティール
夜光: なし
防水性能: 日常生活防水
ストラップ/ブレスレット: カーフレザー

初めて機械式腕時計を買うならオリスがおすすめ!今回はそんなオリスの現行モデルから、5本厳選して紹介する。

機械式腕時計を選ぶうえで、オリスは魅力的な選択肢のひとつだ。独立したブランド体制や機械式時計のみを製造するという稀有なブランディング、品質とのバランスが取れた価格設定は、多くの時計愛好家から支持されてきた。加えて手元に個性や自身のファッション性を表現できるアイテムである腕時計を選ぶという観点でも、好適な要素を備えているブランドと言える。

スーパーコピーn級品 代引き一貫した独立体制と機械式腕時計への熱意
1904年にスイスのドイツ語圏、ヘルシュタインで創業したオリス。設立からわずか数年でその頭角を現し、1930年代には1日に約7000本もの腕時計を製造する、当時としては超大手メーカーへと成長。後の第二次世界大戦やクォーツ式腕時計の台頭も乗り越え、現在では年齢層を問わない、幅広い需要を満たすコレクションを多数手掛けている。

その特徴には、現代の時計業界では珍しく、独立ブランドとしての立ち位置を維持している点が挙げられるだろう。1970年代には一時的にASUAG(後のスウォッチ グループ)の傘下に入ったが、1980年代初頭に再び独立し、以来、現在に至るまで独自の道を歩み続けている。スイス時計製造の中心地から離れたヘルシュタインで創業し、今もなおここを根城に腕時計製造を続けている点も、その独自性の表れと言える。

また、現在は機械式時計のみを製造するというスタンスを標榜していることも、大きな特徴のひとつである。民間、軍需を問わず、高品質な機械式時計を提供してきた歴史を持つオリスならではのブランディングであり、280を超える自社製ムーブメントを手掛けてきた実績によって、その優れた時計製造技術も裏付けされているのだ。

さらにオリスの腕時計は、高品質ながら手の届きやすい価格設定であることでも知られている。創業当初より「世界中の、普通の人が買える価格で高品質な時計を提供すること」という理念が掲げられており、オリスが老若男女を問わずに支持を得ている理由と考えられるだろう。

こうしたオリスの魅力は、機械式時計を選ぶうえで好適な要素となる。スマートウォッチやソーラー電波ウォッチといった、エレクトロニクス技術の使われた便利な時計があふれる現代において、オリスは機械式腕時計の魅力を再認識させてくれる、魅力的なブランドのひとつと言えるのである。

以下に、そんなオリスの現行モデルから5本ピックアップして紹介する。

オリス「アクイスデイト キャリバー400」
オリスの「アクイス」は、ブランドを代表する本格志向のダイバーズウォッチだ。コレクションには共通して30気圧を超える防水性と、ダイバーズウォッチらしい優れた判読性、そしてダイビングスケールが印字された逆回転防止ベゼルが備わっており、一方で2024年の刷新を経たそのスタイリッシュな造形は、幅広いシーンへの適応力と高い装着性を叶えている。

オリス「アクイスデイト キャリバー400」Ref. 01 400 7769 4135-07 8 22 09PEB
自動巻き(Cal.400)。21石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約120時間。SSケース(直径41.5mm)。30気圧防水。56万6500円(税込み)。
アクイスからは、次世代ムーブメントのCal.400を搭載した「アクイスデイト キャリバー400」の径41.5mmモデルをピックアップした。ちなみに、このCal.400が初めて搭載されたのはアクイスだ。

ブルーカラーのグラデーションを描くサンレイ仕上げのダイアルを持ち、海を思わせるその意匠が、クールな個性を手元で演出できる1本だ。

本作の特徴には、Cal.400の搭載による優れた機能性が挙げられるだろう。約120時間のロングパワーリザーブに加えて耐磁性を備えており、日常使いの腕時計として選ぶうえでも申し分のない性能を実現しているのだ。また、最大で10年間の保証期間が適用される点も、長年愛用する機械式腕時計にとって、うれしい要素と言える。

なお、本作のブレスレットはオリスが特許を取得したクイックストラップチェンジシステムによって、他のストラップとの交換を容易に行うことができる。また、クイックアジャストシステムを備えており、用途に合わせて長さの微調整も可能となっている。

オリス「アクイスデイト クロノグラフ」
オリス「アクイス クロノグラフ」Ref.01 771 7793 4155-07 8 23 01PEB
自動巻き(Cal.771-1)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約62時間。SSケース(直径43.5mm)。30気圧防水。74万8000円(税込み)。
同じくアクイスから、「アクイス クロノグラフ」のブルーモデルをピックアップした。クロノグラフを搭載することでツールとしての側面を強め、陸、海のふたつのステージにマッチする印象を楽しめるモデルだ。

インダイアルが横3つ目のダイアルレイアウトでは、3時位置に30分積算計、6時位置に12時間積算計とデイト表示、9時位置にスモールセコンドが配置されており、よりスポーティーなデザインとなっている。また、インダイアルそれぞれにサーキュラー仕上げが施されたことで、メインダイアルと同色ながら、計測ツールに不可欠な判読性も確保された。

ケースサイズは43.5mmとやや大きめであり、手元で存在感を放つのに事欠かない1本と言えるだろう。ムーブメントは、約62時間のパワーリザーブを有するCal.771-1を搭載する。トランスパレントバックからは、その駆動と、オリスのトレードマークのひとつであるレッドローターを見ることができる。

オリス「ダイバーズ 60周年アニバーサリーエディション」
オリス「ダイバーズ 60周年アニバーサリーエディション」Ref.01 733 7772 4034-Set
自動巻き(Cal.733)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SSケース(直径40mm)。10気圧防水。38万2800円(税込み)。
オリスの古典的なダイバーズウォッチデザインを継承する「ダイバーズ」シリーズからは、2025年1月にリリースされたばかりの「ダイバーズ 60周年アニバーサリーエディション」をピックアップした。1965年登場の、ブランドの初代ダイバーズウォッチの誕生60周年を記念する、特別な1本である。

本作では、初代モデルのデザイン性と機能性が忠実に復刻されている。ペンシル型の針や、ユニークなフォントが使用されたインデックスは、アイボリーカラーの蓄光塗料が塗布されており、長年使い込んだ腕時計のような味わい深さを見せている。また、ダイアル上の表記も当時のものを再現しており、レトロなブランドロゴや「ANTI-SHOCK」の文字、ムーブメントの石数が記されるなど、たっぷりのヴィンテージ感が楽しめる仕上がりだ。さらに、この特別なダイアルを覆うドーム型のサファイアクリスタル風防も、一貫した復刻デザインに寄与する要素となっている。

防水性は10気圧と、近年のダイバーズウォッチにしては少々控えめだが、ヴィンテージ感のあるルックスにはふさわしい機能性とも考えられるだろう。ケースサイズは直径40mmで、ムーブメントはノンデイト仕様のCal.773-1を搭載している。パワーリザーブは約41時間だ。

 オリス「プロパイロットX ミス・ピギー エディション」
オリスは創業当初よりパイロットウォッチを多く手掛けてきたブランドであり、「プロパイロット」はその伝統を引き継ぐコレクションである。シンプルかつ視認性の高いダイアルデザインを備えており、このダイアルを囲うジェットエンジンのタービンを模したベゼルは、コレクションのアイコニックなモチーフのひとつとなっている。

オリス「プロパイロットX ミス・ピギー エディション」Ref.01 531 7796 4158-07 8 17 05LC
自動巻き(Cal.531)。パワーリザーブ約42時間。2万8800振動/時。SSケース(直径34mm)。10気圧防水。47万6300円(税込み)
同シリーズからは、ディズニーの『マペット』とのコラボレーションモデル「プロパイロットX ミス・ピギー エディション」をセレクト。マペットショーに登場するキャラクター「ミス・ピギー」をモチーフとしたモデルで、彼女のイメージにピッタリのビビッドなピンクカラーダイアルが特徴的なモデルだ。

コラボレーションモデルである本作は、いくつもの遊び心が盛り込まれており、パイロットウォッチとしては一風変わった表情を備えている。12時位置にはラボグロウンダイヤモンドが配されており、各種アワーマーカーはダイアルに溶け込むピンクで彩られるなど、キャラクターの魅力が大いに表現された1本となっているのだ。また、ソリッドバックには小さな窓が空けられており、そこからミス・ピギーが顔をのぞかせるという、ユニークな仕掛けも見ることができる。

質実剛健なイメージの強いパイロットウォッチに、遊び心を加えた本作。ケースバック側からも、この遊び心を楽しめる仕様となっているのだ。
ケース直径は、その他のプロパイロットXに比べ、小ぶりな34mm径を採用している。性別問わず着用できるサイズ感だ。ムーブメントはノンデイト仕様のCal.531を搭載し、パワーリザーブは約42時間を有している。

オリス「ビッグクラウンポインターデイト キャリバー403」
「ビッグクラウンポインターデイト」は、1938年初出のパイロットウォッチだ。タイムレスな魅力にあふれたオリスの定番モデルであり、視認性重視のダイアルデザインや、センター針とダイアル外周の日付表記を用いたポインターデイト、グローブをしたままでも操作しやすい大ぶりのリュウズなどを特徴としている。

オリス「ビッグクラウンポインターデイト キャリバー403」Ref. 01 403 7776 4065-07 5 19 11
自動巻き(Cal.403)。24石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約120時間。SSケース(直径38mm)。5気圧防水。61万2700円(税込み)。
同コレクションからは、Cal.403を搭載したネイビーダイアルモデルをピックアップした。丸みを帯びたアラビアンインデックスや、小ぶりなスモールセコンドといったクラシカルな要素を、コンパクトな38mm径のケースにまとめた1本だ。ダイアル上では、ポインターデイトのレッドが唯一の差し色となっており、確実な日付の確認を可能としている。

一方で、搭載するCal.403の性能は至って現代的であり、2万8800振動/時とハイビートであるがゆえの安定した精度だけでなく、優れた耐磁性と、約120時間のパワーリザーブが両立されている。アイコニックなルックスに最先端のムーブメントを搭載した、オリスの魅力を実感するうえで申し分のない1本と言えるだろう。

なお本作も、延長保証サービスを利用することで、その保証期間を10年にまで延長することが可能だ。