オーデマ ピゲスーパーコピーの新たなコレクション「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」

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WATCH MEDIA ONLINEだけでも4本ものインプレッション記事があるので、基本的な情報は提示済みと考え、ここではあまり画像の出回っていないCODE 11.59のハイエンド・モデルの実機画像や、SIHH前日にル・ブラッシュで開催されたCODE 11.59の発表パーティなどついて触れておこう。

なんで「CODE 11.59オープンワーク」や「CODE 11.59 スーパーソヌリ」の実機画像がメディアにあまり出てないかというと、複雑なモデルになればなるほどサンプル数も限られてくるため、対メディアの取材ではパーペチュアル・カレンダーより上の機種は不在の現場が多かったのだ。




では、それらのサンプルはどこにあったのかと言えば、ブランドがブティックを通じてお付き合いのあるお客様がたのお部屋だ。
つまり、CODE 11.59の初年度生産分はブティック限定とされたため、しかも今年はオーデマ ピゲのSIHHラストイヤーなので、かなりのVIPがジュネーヴ入りしていたわけで、ユーザー・ファーストを徹底していこうというこの辺りにも、ポストSIHHを見据えた来年以降のブランド戦略の発露を感じる。
当WATCH MEDIA ONLINEは、メディアの端っこにはいるものの、ユーザーがメディア以上の情報をダイレクトに得られることは、むしろ歓迎すべきというスタンスでもある。

今回は幸運にも、メディアの立場として取材した後、あるブティック・ユーザーさまの同伴者というスタンスでVIPルームに潜り込むことにも成功したので、両社にとって斜め45度くらいのスタンスから(笑)、この記事を書くことができた次第である。


まずは1月12日をオーデマ ピゲの公式プレス・リリースで振り返ってみる。

 
″ 2019年1月12日、ル・ブラッシュ。
スイスの高級時計ブランド、オーデマ ピゲは、オープンを目前に控えたミュージアム(Musée Atelier)で、新たなコレクションであるCode 11.59 バイ オーデマ ピゲを発表しました。
中国人ポップシンガー、ルハンやアーティストのケオラを含む120名のゲストが、Code 11.59 バイ オーデマ ピゲの世界やその成り立ち、特色などに浸る旅を体験すべく、ル・ブラッシュに招かれました。



マニファクチュールの歴史に新しいページを記すCode 11.59 バイ オーデマ ピゲは、マニュファクチュールの遺伝子コードを体現する時計です。
CODEはChallenge(挑戦)、Own(継承)、Dare(追求心)、Evolve(進化)のそれぞれの頭文字を表します。

イベントに出席したオーデマ ピゲ取締役会会長のジャスミン・オーデマは、
「私たちオーデマ ピゲは、職人技の限界を超えようと常に自らに挑戦(challenge)し続けています。強固な独立精神のもと、ルーツや地域を継承(own)し、正確性と創造性を融合する追求心(daring)を抱いています。受け継がれてきた遺産に忠実に、伝統を維持し、時に塗り替えながら進化(evolve)を続けてきました。11.59は常に未来を目前に置く先進的な時計なのです。」と語りました。


古典の現代的な進化形であるこのコレクションは、クラシカルなラウンドウォッチにコンテンポラリーなひねりとある種のエッジを利かせながらも、ブランドが長い歴史の中で受け継いできた、型にはまらないフォルムやデザインランゲージをあわせ持っています。
コンプリケーション5つと最新世代のキャリバー6つを含む、13のリファレンスで成り立つコレクションは、オーデマ ピゲ史上最も重要な新作のひとつと言えるでしょう。




オーデマ ピゲCEOのフランソワ-アンリ・ベナミアスにとって、Code 11.59 バイ オーデマ ピゲとは、何よりもまず人々の物語を意味するものです。
「このコレクションの技術面、またデザイン面の複雑性を、他にはないレベルにまで高めるため、新しい道具やスキル、技巧が必要とされました。人々の挑戦や、常に自らの限界を超えようと力を合わせて目的を貫く強い信念に従おうとする、ひたむきな時計師たちの情熱に満ちた物語を伝えてくれる時計です。」

コレクションの発表に合わせ、ダンスや光を用いたショー、ウィルフリッド・ブリモとMarshmallow Laser Feastが制作したキャンペーン映像の上映を含む、さまざまな芸術的パフォーマンスが行われました。


この映像は地域の自然景観に光を使ったインスタレーションを組み合わせることで、ジュウ渓谷に新しく創造的なアプローチをしたものです。映像の芸術的なコードからインスピレーションを得て、イベントでは時計の円形や八角形の構造のモチーフや、ザック・ヴァン・ビルジョンによるジュウ渓谷の赤外線写真をフィーチャーした広告キャンペーンのアイコニックなピンク色を用いたライティングが人々の目を楽しませました。


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コレクションの発表後、ゲストたちはブランドの友人であるミシュランの三ツ星を獲得したシェフ、エマニュエル・ルノーによる美食の宴と、トマ・ルーセルが指揮するオーケストラのパフォーマンスを楽しみました。




デンマークの建築事務所ビャルケ・インゲルスグループ(BIG)設計の未来的なスパイラルが特徴的なミュージアム(Musée Atelier)の内装もこのイベントで明らかになり、Code 11.59 バイ オーデマ ピゲの発表にふさわしい会場となりました。 "




続いて、ハイエンドの実機。
自動巻きのフライング・トゥールビヨン。






そうそう、メディアにはなくユーザー・プレゼンテーションにあったこととして、実機を見る前に、実際のパーツを使用したマニファクチュールのプレゼンがあって、そこにはなんと(!)、ジュリオ・パピ氏が常駐していて・・・・!!!




3Dプリンタで製作したケースサンプル模型や風防やムーブメントまで、製造工程や特徴を見せ、モデルへの理解を充分に深めたうえでの"VIPルームご案内"となるのである。


では、「トゥールビヨン・オープンワーク」。







そして最後は、「スーパーソヌリ」だ。



締めくくりは動画での"音"で!!
過去のスーパーソヌリ同様、素晴らしいサウンドでした。